中国人民銀行(中央銀行)は24日、公開市場操作(オペ)で180億元の28日物レポ(買い戻し条件付き債券売却)の入札を実施した。前週は17日と19日にそれぞれ300億元、200億元のレポを実施しており、定例オペでの資金吸収規模を縮小した。なお、今週は300億元のレポが償還期限を迎える(資金が供給される)。
6月末は資金需要が高まりやすい時期だが、中国の短期金利は低位で安定している。指標となる上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は先週、2%台を推移し、週明け23日は2.7550%だった。市場では、人民銀の金融政策はやや緩和に傾いており、銀行間市場の金利は大幅に上昇しないとの見方が広がっている。ただ、一段の資金緩和は金融機関の融資を過度に刺激しかねないため、人民銀が今週の公開市場操作などを通じて資金供給規模を拡大する可能性は低いという。
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5 年前
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