営業収益(売上高)は1772億円(前年同期比60.1%増)、営業利益は395億円(同271.1%増)と大幅な増収増益。通期決算では収益が過去最高を更新する見通しに!決算発表会で同社代表取締役執行役員社長の北尾吉孝氏が選択と集中を明言。
「2014年7月に迎える創業15周年に向け、グループの選択と集中を徹底する組織再編を加速する」
金融サービス事業、アセットマネジメント事業、バイオ関連事業の3事業の一層の成長をめざすとしています。飛ぶ鳥を落とす勢いとはまさにSBIのことかもしれませんね。

金融事業
金融サービス事業は、2014年3月期第3四半期累計(4月-12月)の営業収益1090億円(前年同期比41.7%%増)、税前利益284億円(同277.6%増)。国内株式市場が活況になった第1四半期と同等の税前利益を確保した。特に、SBI証券が第3四半期累計で税引前利益251億円(前年同期比196億円増)と全体をけん引。SBIジャパンネクスト証券、SBIリクイディティ・マーケット、SBIモーゲージ、モーニングスターが増益。SBI FXトレード、SBIマネープラザ、住信SBIネット銀行が第3四半期累計で税引前利益が黒字転換。SBI損保も赤字を大幅に縮小するなど、主要企業の業績がそろって順調に推移した。アセットマネジメント事業
アセットマネジメント事業は、第3四半期累計の営業収益が590億円(前年同期比105.1%億円増)、税前利益が129億円(同51.2%増)。好調な株式市場を背景に、公正価値評価の変動による損益及び売却損益が業績を押し上げた。また、韓国のSBI貯蓄銀行は、第3四半期累計で営業収益が283億円、営業利益36億円、税引前利益30億円を確保した。バイオ関連事業
バイオ関連事業は、第3四半期累計の営業収益(売上高)が21億円(前年同期比210.2%増)、税引前利益は13億円の赤字(前年同期は21億円の赤字)と赤字幅が縮小した。SBIバイオテック(出資比率77.25%)の医薬品開発が進捗し、成功報酬やライセンス導出による権利収入が拡大。また、ALA(5-アミノレブリン酸)関連医薬品や健康食品の発売によって収益化が進展している。
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