プライマリーバランス目標達成の障害となる消費税増税法の景気弾力条項

経済財政諮問会議で「骨太の方針」素案が提示された。

記事によると、「骨太の方針」素案では、2015年度のプライマリーバランス赤字半減と2020年度のプライマリーバランス黒字化達成を堅持したとのこと。ただでさえ達成が難しい目標だが、さらにハードルを高めているのは、昨年に成立した消費税増税法の景気弾力条項。



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2015年度のプライマリーバランス赤字半減を目指して2014年度の財政支出を大幅に削減すると、景気にマイナスの影響を及ぼし、消費税増税が難しくなるからだ。逆に消費税増税を優先させて2014年度に財政支出を絞り込まなければ、プライマリーバランス赤字半減の目標達成も難しくなるだろう。これまで、日本で一つの内閣が政権を担当するのは長くて2年くらい。だとしたら、5年、10年先の財政目標だけでなく、2年おきくらいのの目標設定が必要だったのだろう。


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