10日の外国為替市場では、ドルが主要通貨に対して全面安となった。2013年12月の米雇用統計が市場予想を大きく下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和を解消するには時間がかかるとの見方が強まったことが重しとなった。
米労働省発表の12月の雇用統計が予想以上に弱い数字で2013年を締めくくったことから、FRBの年内に債券買い入れ策を段階的に縮小する計画は難航する可能性も出てきた。12月の非農業部門就労者数は前月比7万4000人増にとどまり、市場予想の20万人増を大きく下回った。
雇用の伸びが大幅に縮小した一因は、例年以上に寒冷な気候が建設業など天候に敏感な部門に影響をもたらしたことにありそうだ。だがアナリストらは、これが原因でドルは向こう数週間、不安定な展開が見込まれると指摘している。
ドルは一時、2週間ぶりの安値となる103円83銭を付けた。一方、ユーロは1週間ぶりの高値となる1.3668ドルまで上値を伸ばした。また、オーストラリアドルも米ドルに対して1週間ぶりの高値を付けた。
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NY市場終値 10日16時50分 (9日16時50分)
ドル 104円12-16銭 (104円77-80銭)
ユーロ 1.3668-70ドル (1.3605-08ドル)
英ポンド 1.6480-86ドル (1.6480-84ドル)
スイスフラン 0.9025-30フラン (0.9066-70フラン)
ユーロ 142円30-36銭 (142円58-62銭)
豪ドル 93円64-70銭 (93円26-32銭)
英ポンド 171円59-72銭 (172円66-75銭)
カナダドル 95円54-61銭 (96円62-69銭)
NZドル 86円39-56銭 (86円46-52銭)
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